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日本の絵文字が“世界”へ グーグル 標準化提案

emoticons.gifインターネット検索大手グーグルが、日本の携帯電話で広く使われている絵文字の「世界標準化」に乗り出すことが29日、分かった。同社が日本語公式ブログで明らかにした。長らく日本で独自の発展を遂げてきた絵文字が、日本発の新しい文化として世界に浸透する日も近いかもしれない。

絵文字とは、顔の表情やその他のシンボルなどを絵で表現した文字で、日本の携帯電話ユーザーの間で特に人気があり、広く使用されているものです。先月、Gmail でも絵文字が使用可能になりました。

これらの絵文字は携帯電話会社が各々独自に創作したもので、メールやウェブなどで使われています。絵文字は元々各携帯会社のユーザー同士で使用されることを前提に作られたものですが、現在では各社間である程度の互換性を保つための絵文字変換表も利用されています。

ユーザーは携帯会社や機種の違いに関わらず、見慣れている絵文字が表示されることを期待しています。自分がメールで送った絵文字が、受信側でも同じか同等の絵文字で表示されること、ウェブで見る絵文字が他の携帯ユーザーにも同じに見えること、また検索エンジンで絵文字を探せば、結果が返ってくること。こういうサービスを実際にうまく動作させるには、絵文字がユニコードとして標準化されることが必要になります。(ユニコード標準:現在多くのコンピューター環境で使われている国際共通の符号化文字集合)。

現在、日本の携帯絵文字の全てをユニコードの文字として共通符号化しようという提案が進行しています。そのためには、現在使用されている絵文字のうちどれが既にユニコード符号化されているか、新しく符号化しなければならない絵文字はどれかなどを調査する作業が必要です。この提案を支援する目的で、私たちが提案している絵文字のマッピングや変換表、更に絵文字データからHTMLの表などを作成するのに役立つツールなどを 「emoji4unicode 」という名前でオープンソースプロジェクトとして公開します。 これによりユニコード コンソーシアムの他のメンバーとの協力を強め、携帯電話会社、更に携帯絵文字に関心のある皆様からフィードバックをいただければ幸いです。 これらの表やツールを公開することによって、絵文字のユニコード符号化をより迅速に実現できることを願っています。


絵文字は、日本の携帯電話事業者がそれぞれ独自に開発したもので、国内の携帯電話間では、事業者が異なっても自動変換され似通った絵文字が表示されるようになっている。しかし、一般のパソコンでは絵文字を用いたメールやウェブサイトの表示はできず、文字化けなどの問題を引き起こしてしまう。

この問題を解消するためグーグルは、絵文字を世界共通の文字コード「ユニコード」の文字として符号化することを提案。符号化に必要なデータを公開し、携帯電話各社や絵文字ユーザーからのフィードバックを募っていく。絵文字をユニコードに組み込むことで、自分がメールで送った絵文字が受信側でも同等の絵文字で表示されること、ウェブで見る絵文字が他の携帯ユーザーにも同じに見えること、また検索エンジンで絵文字を探せば結果が返ってくることも可能になるとしている。

同社のメールサービス「Gmail」ではすでに携帯版、パソコン版ともに絵文字を使ったメールの送受信に対応している。また、アップルの携帯電話「iPhone 3G」でも、今月21日に公開された基本ソフト(OS)のアップデートにより、日本国内で絵文字の使用が可能となった。グーグルも携帯電話向けOS「アンドロイド」を擁し、世界各国で対応端末が発売される予定であることから、「絵文字の国際化」は一気に加速しそうだ。

■ユニコード 「世界中のありとあらゆる文字を扱えるようにする」ことを目的に作られた、多言語対応の文字コード。ゼロックスやマイクロソフト、アップルなど欧米のIT企業が中心となって提唱し、1993年に標準化された

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