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バブル崩壊でドバイが大ピンチ

史上空前の成長を続けてきたドバイだが、最近になって不動産市場が崩壊し、「ドバイのバブルも終焉か」との声が聞こえ始めている。

 現時点で人類史上最も高いビル 「ブルジュ・ドバイ」、世界初の海中ホテル 「ハイドロポリス」、ヤシの木や世界地図をかたどった人工島 「ザ・パーム」や「ザ・ワールド」など、建設ラッシュが起こっていたアラブ首長国連邦(UAE)最大の都市ドバイ。20年前まではペルシア湾の沿岸に位置する一都市であったドバイは、21世紀に入り、中東を代表する世界都市に変貌した。

 とくにここ数年の成長は著しい。原油高の恩恵でオイルマネーが流れ込み、史上空前の高成長を見せていたのだ。高層ビルのブルジュ・ドバイや海中ホテルのハイドロポリスなど「世界一」や「世界初」にこだわるドバイは、北海道ほどの面積におよそ120万人程度の人口にもかかわらず、数々の壮大なプロジェクトが同時進行で進めている。

 しかしそんな飛ぶ鳥も落とす勢いにあったドバイだが、最近になって 「ドバイがどうやらおかしい」と、株式市場や不動産市場で囁かれるようになった。サブプライムローン問題が明るみになり、米国経済が次第にかたむきはじめた昨年は、米国にかわって世界のマネーをかき集めていたドバイだが、一向に出口の見えない世界的な金融危機による信用収縮の影響を受け、ここにきて成長に陰りが見え始めているのだ。

 人工島などいくつかの建設プロジェクトで資金調達が困難なことから工事の延期が起こり、また成長を支えていた原油高も下落を続けていることで、「ドバイのバブルも終焉か」 との声も聞こえ始めた。世界一高いビルであるブルジュ・ドバイやヤシの木をかたどった人工島 「ザ・パーム」 の不動産価格はここ数ヶ月の間に急速に下がりだし、転売目的で購入していたオーナーは赤字覚悟で投売りしているという。

 あわてた政府は、混乱を収束させようと先月24日に政府と政府系機関が抱える債務が7兆6000億円であることを公表し、同時に資金難に陥っていたドバイの不動産金融業者2社に対し、連邦政府銀行が救済を行う決断をくだしたが、エジプト最大の投資会社EFGヘルメスが 「ドバイの不動産価格は20%下落する可能性がある」 と分析しているように、市場は立ち直りを見せる気配はない。

 ドバイに進出する日本の建設会社の幹部は 「ここ数年のドバイは明らかにバブル。バブルを経験している日系企業の間では『いつか崩壊する』と冷ややかに見ていた部分もある」 と話す。以前、政府系企業群の親会社、ドバイワールドのアハマド事務局長は 「ドバイは誰もが利益を上げられ、夢を実現する場所」 とメディアに語っていたが、金融危機の煽りを受け、バブルの終焉となれば、アハマド事務局長の語った夢も砂上の楼閣となる可能性もある。
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