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米国市場に投入 トヨタの超小型車「iQ」

トヨタ自動車は11日、4人乗りとしては
世界最小のコンパクトカー「iQ(アイキュー)」を米国市場に投入する方針を固めた。米国で展開している若年層向けブランド「サイオン」の新型車種として、早ければ2009年度中に発売する計画だ。


米国では金融危機による景気後退で大・中型車の販売不振が深刻化しており、経済性に優れた超小型車の投入で低迷する販売をてこ入れしたい考えだ。

 iQは11月20日に日本で販売開始され、全長2・985メートルのコンパクトサイズが特徴。安全面でも最新技術を採用しており、トヨタではハイブリッド車「プリウス」に続く“市場創造型”商品と位置付けている。

 09年初めには欧州で売り出す予定だが、「米国でも(ダイムラーの小型車)スマートが限定的ながら大都市では成功しており、iQも必ず支持される」(トヨタ関係者)と判断した。

 トヨタは米国で約5年前から、都会的なイメージを打ち出したサイオンブランドを若者向けに展開。日本車の「イスト」「bB」などの海外仕様を投入してきたが、最近は売れ行きが伸び悩んでいる。

 iQはコンパクトな独特のデザインで、欧州市場を狙った新型車といわれ、一方でピックアップトラックなど大型車が中心の米国では受け入れられないとの見方が強い。しかし、ここ数年はニューヨークなど都市部で小型車が若者層を中心に人気を集めており、トヨタは都市部に住む流行やファッションに敏感な20~30代をターゲットにした販売戦略で需要を掘り起こせるとみている。

 発売時期は「現時点では未定」(トヨタ幹部)としているが、北米需要活性化の切り札として09~10年度に販売に乗り出す公算が大きい。iQを生産している高岡工場(愛知県豊田市)では「余力は十分ある」(同)だけに、欧州での発売後、米国でも販売態勢が整えば、すぐにでも投入するとみられる。

 iQの国内販売価格は140万~160万円。日本では1カ月あたり2500台の販売を見込んでいるが、欧米市場への投入で販売台数は大幅に増えそうだ。


“大型車天国”といわれる米国に、トヨタ自動車が投入する方針を固めた世界最小のコンパクトカー「iQ(アイキュー)」。

 背景には米国でもガソリン高と節約志向が強まり、小型車シフトが加速していることがある。

 小型車開発で出遅れた米ビッグスリーは、政府の救済にすがる経営危機にひんし、トヨタも米国での大型ピックアップトラックへの傾斜が、今期の営業利益予想を1兆円も下方修正する業績悪化を招く一因となった。iQ投入は、トヨタにとってドル箱である米国事業の立て直す上での試金石にもなりそうだ。

 それは独ダイムラーが今年初めに米国で投入した全長2・72メートルの「スマート フォーツー」は、10月までの累計で早くも年間目標の2万台を突破した。欧州では「都会の足」として定着したが、米国の都市部でも受け入れられ、「小型車は売れない」との“常識”を覆した。

 6月に初めて1ガロン=4ドルの大台を突破したガソリン価格は、足元で下落傾向にあるが、燃費の悪いピックアップトラックなど大型車の販売は、回復の兆しすらみられない。

 11月の米新車販売はゼネラル・モーターズ(GM)が前年同期比41%減、クライスラーが47%減と壊滅的な打撃を受け、トヨタも34%も落ち込んだ。ビッグスリーの牙城を切り崩そうと、大型車市場に注力した戦略ミスが尾を引いているとの見方は多い。

 米国景気の底入れは来年後半意向と予想する声は多く、新車販売の一段の落ち込みは必至となるなか、トヨタは「ダウンサイジング」を加速し、巻き返しに打って出る。
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