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「カリスマ技術者」はなぜソニーを辞めた理由

●1万6000人リストラの日に就任発表の皮肉

 沈みかけた船からは、最初にネズミが逃げ出すというが、やはり逃げたのはただのネズミではなかった。検索大手「グーグル」の日本法人社長に、辻野晃一郎執行役員(51)が就任することが明らかになった同じ日、皮肉にも、辻野氏の古巣「ソニー」は世界中で1万6000人削減という大リストラに追い込まれたことを発表した。

 辻野氏は福岡県北九州市生まれ、慶応大大学院を修了して84年にソニーに入社し、個人向けパソコン「VAIO」事業の立ち上げ、DVD「スゴ録」の開発などで知られた“カリスマ社員”だった。ところが、06年に突如ソニーを辞めてしまう。

「その前の年にスタートしたストリンガーCEO・中鉢社長の新体制になじめなかったのでしょう。辻野さんはチャレンジ精神旺盛な技術者で、新ウォークマンと音楽配信事業を手がける特命部門『コネクト事業部門』の部門長もやっていましたが、ウォークマンの売り上げが伸びない。その責任を取らされる形で解任されてしまったんです。中鉢社長は“かつてのように、とんがった社員が勝手にやって勝ち抜ける時代ではない”という考えの持ち主で、辻野氏のような偉才が次々に辞めています。それがいまの低迷、大リストラの原因のひとつになっているのですが……」(ソニー関係者)

 もともと時代を先取りするような製品や事業の開発が仕事のやりがいだった辻野氏にしてみれば、こうなったらソニーにいる意味はない。見切りをつけたのか、退職して昨年4月にグーグル日本法人の執行役員になった。

 しかし、新社長を待っているのは難問ばかりだ。

「グーグル八分という言葉まで生まれたように、グーグルが意識的に特定の単語を外してしまうと、検索できなくなって、ネット世界ではその事件や人物などは存在しないことになってしまう。そんな大きな影響力を検索エンジンに持たせていいのか。さらに、個人の家の軒先やクルマのナンバーまで見せてしまう『ストリートビュー』は、プライバシー侵害もいいところで、重大犯罪に悪用される可能性が高い。技術屋の辻野社長は、こうしたグーグル批判に対処できるんでしょうか」(ネット評論家)

 自信家だけに火に油を注ぐことになるだろうという声は強い。

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